眼が白い②~水晶体編~

副院長の佳瑛子です。

今回は、眼が白い②~水晶体編~です。

水晶体は、カメラのレンズのような役割をしています。

水晶体が白い=白内障では、ありません。

もちろん、水晶体が白い病気というのは、「白内障」です。

そしてもう一つ、水晶体が白くみえるものとして「核硬化症(かくこうかしょう)」が

あります。

そこで今日は、「白内障」と「核硬化症」の違いについてお話したいと思います。

まず、水晶体の構造は、嚢・皮質・核からなっている無血管、無神経の組織です。

水晶体の構造を卵で例えると・・・嚢(卵の殻)、皮質(白身)、核(黄身)です。

白内障は、この水晶体が混濁した状態をさし、進行すると視覚に障害を起こします。

白内障自体は痛みがあるなどの症状を示しませんが、白内障があることで起こす合併症

に要注意です

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白内障

核硬化症は、水晶体の核の部分が年齢と共に圧縮され白く見えるようになる状態のこと

をいいます。老眼のようなものです。なので、視覚に障害を起こすことはなく治療は必

要ありません。

白内障と核硬化症は、散瞳しスリットランプで確認することが出来ます。

なんだか、最近白くみえるな・・・と、少しでも感じられている場合は1度、眼科検診

することをお勧め致します。散瞳し検査が終わるまでには20分から30分程で出来ま

す!