猫の潜在精巣🐈

副院長の佳瑛子です。

残暑厳しいですね~!

私事ですが、、ぎっくり腰になり今大変動きが鈍くなっております。笑

飼い主さんから教えて頂いた整骨院にお昼に行き、少し楽になった気かしま

す😊

 

以前、犬の潜在精巣についてお話させて頂いたことがあったかと思います。

今回は、猫の潜在精巣についてです。

猫の潜在精巣は、犬ほど多くはありませんが、時々見られます。

また、犬のように潜在精巣が腫瘍化しやすいかわかっていませんが、精巣が

残っていることで性行動(スプレーなど)が問題となることがあります。

そして猫の場合は、ごく稀に精巣及び精管がない場合があります😨

そのため、お腹もしくは鼠径部に隠れているのか、生まれつきないのか・・

見た目だけでは、はっきりしません。

先日、他院にて『一つの精巣は手術で取り除き、もう一つは見つからなかったのでな

いと思います。』と言われていた猫ちゃんが来院しました。

確かに、見た目には全く分からず・・・

ただ陰茎のギザギザが残っていたので、精巣がどこかに残っているのではな

いかと思い、当院で行ったのは、ゴナドトロピン負荷試験(ホルモン負荷試験

です。

方法としては、まずはいつもの状態で採血。

その後、ゴナドトロピンを皮下接種し1時間後に再び採血。

この2つのタイミングで精巣から出ているホルモンの値を測定し潜在精巣が

あるかどうかを調べます。

負荷前は、ホルモンは測定できませんでしたが、負荷後はホルモンの上昇が

みられ、精巣が体の中のどこかにあることが示唆されました。

この子は、他院にて手術で全く見つからなかった経緯もあるため、大学でCT検

査を実施、部位を確認し手術にて無事取り除くことができました。

私も一安心することが出来ました!

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少しだけ海にいきました!