誤飲・誤食に注意!~ひも状異物~

副院長の佳瑛子です。

我が家の1歳3か月のマルコメちゃん(息子です。)は、なんでも口に入れ

てしまいます。

紙を食べたり・・クレヨン食べたり・・おもちゃを口にいれてみたりと、

目が離せません"(-""-)"

それは、犬・猫の赤ちゃんでも同じです!

今日は、「朝から何回も吐く。」という主訴で来院された4か月の子猫ちゃ

んのお話です。

吐く原因は様々ですが、子猫ちゃんの頻回嘔吐で考えなくてはいけないの

は、異物の誤飲・誤食です。

子猫なのにぐったり、脱水もしていました。

まずは、レントゲン検査を実施しました。

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胃ガス+腸にもガスが・・・

明らかにおかしいレントゲン画像のため、すぐにエコー検査と造影検査を行

いました。

造影検査は、専用の液体を飲ませ、経時的にレントゲンを撮り消化管の流れ

をみるものです。

1時間半後に撮れた写真がこちらです。

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左側の白い部分:アコーディオンの様になってるのがわかりますか?

アコーディオン所見といい、ひも状異物の時に見られる特徴的な画像

す。これは、、残念ながら開腹手術で取り除くしかありません😭

お腹を開いてみると・・・

 

注意❕❕:手術中の腸の写真がでます。

 

↓↓↓↓

 

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何カ所かで黒い糸が絡まり詰まっていました。

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取り除いた異物です(糸など)

この子は、早期に発見できたため腸の壊死は起こっていませんでした!

さすが子猫ちゃん!

次の日には、とても元気にニャーニャー~♪♪とかまってアピールしていました😊

今回は元気に退院していきましたが、異物の誤飲は命に関わります!!

特にひも状異物は、腸の蠕動運動により、ひもが糸ノコのような状態になります。

猫ちゃんは、ヒモで遊ぶのも大好きです!

目を離すときは、ヒモなど誤飲につながるものは隠しておきましょう!!

環境整備で誤飲・誤食に気を付けましょう♪

(私も息子の誤飲にきをつけます!笑)